愚痴ばかりの人
パーソナル健康学 よりシェア
おのころしんぺい……
たとえば満員電車に乗って 「なんでこんなに混んでいるんだ」 と言う人って多いと思いませんか。
私もついつい言ってしまうセリフですが、でもよく考えてみれば、自分もその車両を満員にしている一要因ですね。
<考察>
このように愚痴というのは、自分が状況に与えて しまっている作用は顧みず、環境の不備や状況のせいにしてしまう心理から生じる言動です。
愚痴ばかり言う人というのは、その傾向がより強く、自分が特別扱いされない状況に我慢ができなかったり、自分がいかに被害者かを訴える心理が強い人と言えるでしょう。
愚痴を言いたい人と本気でつき合おうとすれば、これはもうカウンセリングや心理療法の領域です。
背景にある被害者心理の読み解き
=そこには育った環境や両親の育て方、これまでの友人たちとの言語空間、あるいはトラウマ的な体験などが絡んでくるでしょう。
「なぜこの人は愚痴ばかり言うのだろう」
「もっとポジティブに考えればいいのに」
とアドバイスをしたくなる気持ちはわかるのですが、中途半端に関わると、ことはもっとややこしくなります。
愚痴を言う人は、その観念で長年、生きてきているので、その場で簡単に考え方を変えられるほど柔軟ではないからです。
だからポジティブなアドバイスをすればするほど、相手は、自分の意見が否定された、あの人はしょせんわかってくれないと感じて、愚痴の材料が増えることになってしまいます。
<対応法>
まず、心理療法並みに、その人と1年でも2年でもお互いの成長のためにつき合うと決めて臨むか、いやいやそこまでは思わない、あまり相手の愚痴に巻き込まれないように適度な距離でつき合うか、 どちらかをはっきり決めてから関わったほうがよいです。
後者なら、中途半端なアドバイスは決してしないことです。
愚痴をまじめに聞いていると、ミラーニューロンを通じて、こちらもその否定的な観念に感染していきます。
場合によっては体調が悪くなってしまうことも あるでしょう。
後者の場合は、 意図的にタイミングをずらして、その人となるべく場を共有しないように心がけましょう。
愚痴は、その場を磁石のように固定する作用があります。
いわば、換気のない密室でよどんだ空気を吸い続けることになります。
もし愚痴を言う人と話をしなければならない状況になってしまったらなら、聞くのは最初の5分だけと決めましょう。
その後は、スマホの着信に目を向けたり、そばを通る人に挨拶するなど、積極的に “人的換気”を試み、その場の風通しをよくして、その場を離れる機会を探りましょう。
決して「まじめに聞くことがよいことだ」と思わないこと。
相手より、自分の健康を大切にしましょう。
最近、知人がらお尋ねがありました。
知ってる方が、うつ病で……助けてあげたいけど……どうすればいいでしょうか❓
昔、カウンセリングの仕事をしていた時💦
お客様の中には、愚痴ばかり言う方が何人も😱。
根気強くお教えしても……次にはまた元に…💦
自分の不甲斐なさに心が折れることもしばしば😱
こんな経験をしたからこそ……まず自分を幸せにすることが大事だとわかります。
自分の幸せの笑顔が、お相手の幸せを引き出してくれるようになると❣️
まだまだ未熟ですが……(笑)
スポンサーリンク
「かわかみさんち」今月のおすすめ高菜のお漬物♪