ただ、喜ばれる存在になること
人の心に灯りをともす よりシェア
小林正観さんの心に響く言葉より…
「思い」を持つことで悩んだり苦しんだりしたとき、二つの方法が見えてくる。
一つ目は、努力し、頑張り、必死になって、なんとしでも自分の思いを実現する、という方法。
二つ目は、「思い」をはじめから持たない、という方法。
人間の悩み、苦しみ、煩悩(ぼんのう)というものは、自分の「思い」を「実現させたい」と執着するところから始まっているように思います。
その「思い」が簡単に実現するようなものであれば問題はありませんが、それが高いところ、遠いところにあればあるほど、それがよい目標であり、望ましいことであると人は考えがちです。
しかし、「それをなんとか実現させたい」と思うから、人は苦しみ、それができなくて自己嫌悪になったり、落ちこんだりします。
それでも「目標を追う」というのは一つの解決方法ですが、もう一つの解決方法は「思い」自体を持たないこと。
私たちは、教育の中で、目標を持つこと、そこに向かって努力し、邁進(まいしん)することが人間の価値であり、そうしないやつはクズだと言われてきました。
そうではない、と私は思います。
人間がこの世に生を受けた目的は、自分の努力目標に向かってそれを達成することでなく、ただ「喜ばれる存在になること」。
だとしたら、「思い」に引きずられるのではなく、ただ「人から喜ばれる」ことに徹するだけでもいいのではありませんか。
『心を軽くする言葉』イースト・プレス
小林正観さんはよく、「頼まれごとの人生」という話をする。
自分から、「ああしたい」、「こうしたい」と夢や目標を持つのではなく、人から頼まれたことを淡々とやっていく、という人生のことだ。
人から頼まれたことを嫌な顔をしないでニコニコしながらやれば、「頼んだ人」は喜んでくれる。
すると、あの人は「頼みやすい人」という評判がなんとなく伝わり、「頼まれごと」がどんどん増えてくる。
しかし、反対に、頼まれたときに嫌な顔をしたり、一言皮肉や嫌みを言ったりすると、その人のところには「頼まれごと」はやってこなくなる。
あの人は「頼みにくい人」という評判がなんとなく伝わるからだ。
「頼みやすい人」は、いつもニコニコして機嫌がよくて、頼みやすい顔をしている。
「頼みにくい人」は、いつも仏頂面で、不機嫌そうで、頼みにくい顔をしている。
「思いを持たない」で、「人から喜ばれる」ことだけをしている人は、人相がよくなり、人が周りに集まり、人から好かれ、愛される雰囲気がどんどん高まってくる。
「ただ、喜ばれる存在」を目指したい。
私たちは、教育の中で、目標を持ち努力しすることが人間の価値であると何かにつけて教えられました。
今、この地域に住み……出来ることを楽しんで……何よりも人のご縁に感謝しながら日々を過ごしています。
身構える事なく、ゆったりと楽しみながら……未来のことを友人達と、「ふわぁ〜」っと……あんなこと、こんなことが出来たらいいなと話しています。
最近は思った事が実現する事が多くなりました。❣️🎵
多くの人と共に、喜ばれる存在になれますように🙏😄
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