草の「宿命」にありがとう

楽しい自然農……高緑いずみさん　よりシェア

自然農をはじめて13年。
毎日、毎日、私は鎌という刃物を持って草を刈り命を奪っています。
草たちだけでなく、草の間にいる小動物や目には見えない所でも殺傷をしているのだと思います。
お野菜が育つために、そこに元気に生えていた草たちは野菜の成長の為に自分の意思ではなく命を循環していてくれています。
どうして人間はこんなにも自然界で人間だけがまるで特別な存在かのように振る舞い、奪うだけ奪って最後には自然にも帰らない生き物なのだろう。
農業はけして命を生み出すだけのきれいな仕事ではない。その命が収穫できるまでに、沢山の他の命を犠牲にしているのだと、毎日、毎日、かみしめています。
パパがずっと前に、草たちのことをとても「雑草」とは言葉にできないと言っていたのを思い出す。その意味がやっと理解できるようになってきた。
人間によって場所を奪われる草たちはきっと「宿命」なのだろう。
だからせめて、ありがとう、という想いで鎌を持とうと決めています。

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雑草＝薬草……知って……雑草と呼ばなくなりました💦　　

先日の草刈りの時、カズラが邪魔だなと思いながら……可愛い花が咲いていたので、一応写真に収め、名前を調べ「ヘクソカズラ」これは薬草にはならないだろうと刈ったら……昨日、凄い薬効が❗️あることがわかって……来年を楽しみにします💦😄