自己嫌悪に陥ったら

2021年3月23日 0 投稿者: きょう。

人の心に灯りをともす よりシェア

小林正観さんの心に響く言葉より…

あるとき、何人かで人の生き方について話しているとき、すぐに涙ぐんでしまう女性がいました。

事情を聞くと、何年かつき合っていた男性と数日前に別れたと言うのです。

さらに事情を聞くと、その男性は何らかの後遺症があって、年を重ねるにしたがってその症状が重くなるのだそうです。

それがわかって結婚するかどうかを、彼女はずっと悩み考えてきました。

悩んだ末に、ついに数日前に別れたのです。

彼女は、自分がとても勝手な気がして自己嫌悪に陥り、心が晴れないと言うのでした。

「もう決めてしまったのですね」と私は聞きました。

「はい、決めたんです」

「戻りたいですか」

「いいえ、戻りたいわけではないんです。ただ、自分がとてもイヤな人間に思えて…」

「戻りたくて苦しんでいるのではなく、そういう判断をした自分に苦しんでいるということなんですね」

「はい、なんかすごく冷たかったんじゃないか、自分勝手だったんじゃないかって…」

「もう決めてしまったことで、あと戻りもできない。あと戻りもしたくない。そこを出発点に考えましょう。では、このように考えてみませんか。この先、あのとき彼と結婚していたほうがずっと楽だったと思えるような、大変な人生を選んでみるということです」

この提案は、彼女をずいぶん驚かせたようでした。

「もっと大変って…?」

「たとえば、これから勉強をし直して医者を目指す、看護師を目指す。大学に入り直して心理学を学び、カウンセラーやセラピストになり、悩み苦しんでいる人の心を救う。老人ホームや障害者、障害児などの福利施設の職員になり、できるかぎりのお世話をする。井戸の掘り方を勉強し、世界の砂漠地帯に出かけて命が続く限り井戸を掘る。音楽の勉強をして、その曲を聴いたら元気になり幸せになる、そういう曲を1000曲作る。心が安らぎ優しい気持ちになるような絵を1000枚描く…。まだ言いましょうか?」

彼女は明るさを取り戻し、笑いました。

「もういいです。よくわかりました。それにしてもよくそんなに次々と出てきますね」

「常日ごろ、私自身が大変だろうなと尊敬と敬意をもって見つめている仕事をあげただけです。そういう“大変なこと”を自らやっていったらどうでしょう。あの人と結婚していたほうがずっと楽だった、と思えるのではないですか」

彼女はその後、誰もが大変だと思う仕事を選び、誰もが驚くほどの忍耐力と精神力を発揮し活躍しています。

そして「肉体的には大変だけど、彼に対する後ろめたさや申し訳なさは消えました」と言っています。

自分のことが許せないという自己嫌悪の体験がなければ、彼女はこのような“大変な”仕事を通して、周りの人に喜ばれるプラスの投げかけをすることはなかったかもしれません。

でも、誰でも同じように、誰かを傷づけたと思い、自分の心が痛んでしょうがないというときがあります。

心が優しいために、痛むのは仕方ありませんが、それをいつまでも引きずるのはやめましょう。

自分を責める代わりに、今、この瞬間から積極的にプラスの投げかけを強化するという方法で、「人に喜ばれる存在」になることを実践していけばよいのではないでしょうか。

そいう解決法を、自分の中で見出せるようになると、結果としてプラスの投げかけができるようになります。

そのことを、神さまはきっと喜んでくださるでしょう。

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自己嫌悪というのは、神さまからのメッセージだと言う。

「そこを治したほうがいいよね」、ということ。

「なぜ、自分はなぜこんな冷たいことを言ってしまったんだろう」

「なぜ、イライラして大声で怒ってしまったんだろう」

「なぜ、お願いされたのに断ってしまったのだろう」

「なぜ、大事な約束を破ってしまったのだろう」

「なぜ、遅刻をしてしまったんだろう」

「なぜ、カッコつけて見栄をはったことを言ってしまったんだろう」

チャランポランな人は自己嫌悪にはおちいらない。

逆に、自己嫌悪におちいる人は、責任感があって、誠実で、真面目な人。

だから、神さまのメッセージとしてストレートに響く。

すべての自己嫌悪に効く薬は、自己嫌悪の感情を上回る損をすること。

「損」とは、他人に何かを与えたり、他人に喜んでもらうという、「ギブの努力」を重ねること。

自己嫌悪というマイナスの感情を、ギブというプラスの努力をすることで、プラマイゼロから、プラスに転じさせる。

自己嫌悪がひどければひどいほど、それを上回る大きなギブをすればいい。

それが、小林正観さんのいう「大変な人生を選ぶ」ということ。

自己嫌悪におちいったら…

 プラスの投げかけを強化するという方法で、「人に喜ばれる存在」になることを実践する人でありたい。

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今 パッションフルーツの受粉という仕事をしています😄 広いハウスで1人です。

去年……受粉したはずのお花が実もつけず枯れている姿も沢山ありました💦  私がもっと丁寧に受粉をしていたら皆んな誇らしげに大きな実を付けたのにと思いました。

今年は丁寧に……立派な実を付けてねと願いながら受粉しています🙏😄

手を動かしながら……日頃聞けない、色んな方のお話をYouTubeで聞いています。どの方のお話も心に沁みます😄

日常の生活では思い付かないお話で……私の心が羽ばたくような気がします🎵

こうして聞いたお話を……アウトプット出来て、皆さんに喜んでもらえるような私でありたいと思います❣️❣️❣️